月次決算②(1月・2月)

月次決算
月次決算

投資部門の1月・2月のパフォーマンス状況をまとめました。

トータル

トータルでは、1月 -2.5%、2月 -0.5%月次のリターン

まずは年初来パフォーマンス比較です。月次推移のグラフを示します。

株式(赤)、確定拠出年金(濃青)は米国市場と連動するように下落傾向。
一方でトラリピ(緑)はうまくヘッジしてくれていて、株式の損失を和らげています。
全体(灰色)はアセットアロケーションの30%を占める株式の影響を大きく受けており、現状-3.1%のパフォーマンス。

株式の回復が見込めない限り厳しい状況が続きそうです。。。

※入金分は除いて計算しています。

月次リターン

次に月ごとのリターンをみていきましょう。
年初から株式が焼かれているのがよくわかります。
2月に至っては、利益がもはやない… 泣

1月 月次リターン

2月 月次リターン

大丈夫か?

アセットアロケーション

2月末時点でのアセットアロケーションです。

株式(赤)とFX(緑)がそれぞれ1/4で2つで約半分を占めています。
不動産(紫)とオルタナティブ(橙)は基本放置かなー。

仮想通貨は米国株と連動する傾向が出てきたので、2021年の12月から買増をしていません。
安くなったら買うかも?

基本はこの割合を維持するように運用していくつもりです。

以下、株式セクターとオルタナティブセクター(ロボアド)、FXセクター(トラリピ)を見ていきます。

株式セクター

株式セクターでは1月-10.8%、2月-2.6%の月次リターン

前述したとおり、株式セクターは大幅下落。2月末グロスで年初来-13.1%。
米国株100%のポートフォリオなので、米国株不調の影響をもろに受けています。

SV.SP500はクレカ積立で毎月5万円分購入しています。
このような先行き不安定なときは、バイアスのかからない積立投資のほうが続けやすいですね。

その一方で、年初一括購入したNFNASDAQは完全に焼かれました。
つみたてnisaのチビチビ買いに飽きて、nisaに変更しての一括参入した結果がこれです。
S&P500インデックス積立投資が手堅いなーと改めて実感しました。
(投資を始めたころの初心を忘れてはならない。)

そして、お試しで購入したSOXLは値動きが激しい 笑
特に現在はヨコヨコなので、減価が進みそうです。
レバレッジETF本格参入を控えておいたのは、不幸中の幸いか。

1月 月次リターン

次に月ごとのリターンをみていきます。
1月は全銘柄で暴落。2月は続落でした。
それぞれの銘柄の重みに差があるので、加重平均で計算したほうがいいかと思ったがそれは次回で。

1月 月次リターン

2月 月次リターン

ポートフォリオ

最後にポートフォリオを確認します。
S&P500(es米株、SV.SP500)とNasdaq100(1545 NFNASDAQ)でほぼ50:50となっています。この比率を維持しつつ、3月はどこかのタイミングで買増を図ろうかな。

FXセクター(トラリピ AUD/NZD)

FXセクターでは1月+3725円(+0.2%)、2月+5671円(+0.3%)の月次リターン

株式が不調な中、力を発揮したのがトラリピでした。
現在はAUD/NZDでプログラムを組んでおり、NZ高・NZ安どちらにころんでも利益がでるように両建てをしています。

1月は3,500円、2月は5,500円の利益を得ました。

表面利回り:預託証拠金で利回り計算した結果です。(当月預託証拠金 / 年初預託証拠金 x 100)
実質利回り:有効証拠金で利回り計算した結果です。(当月有効証拠金 / 年初有効証拠金 x 100)
つまり、含み損を考えるか否かです。トラリピは損切りしない前提で含み損をかかえながら運用を続ける必要があるため、わざわざ利回りの計算を2種用意する必要があるんですね。

詳細を示します。
年初から評価損が少ない状況が続いたため、珍しく表面利回りプラスが続いています。
ただ、マイナススワップが膨らんできたのが悩みところ。

年初1月2月
①資本2,000,0002,000,0002,000,000
②実現損益(⑥+⑦)03,7255,671
③預託証拠金(①+②)2,000,0002,003,7252,005,671
④評価損益-19,932-49,298-52,208
⑤有効証拠金(③+④)1,908,0681,954,4271,957,188
⑥為替差益0+6,495+7,522
⑦為替差損(マイナススワップ)0-2,770-1,851
⑧累計実現損益(⑥+⑦+前月②)03,7259,396

オルタナティブ(ロボアド)

ロボアド成績

最後にベンチマークの確認ということでロボアドの成績をみていきます。
年初から下落が続いていますが、同じロボアドでもWelthNaviとROBO PROの間にかなりの差がありますね。

アセットアロケーション比較

このパフォーマンスの差を紐解いてみましょう。
アセットアロケーションの推移を示します。

Welth Naviは年初から株式にほぼ振っています(約80%)が、
ROBO PROは債券に20%コモディティ(金)に30%程度投じています。まるで金の上昇を予見していたかのようです。

株式ポートフォリオ比較

上記アセットアロケーションのうち、株式のポートフォリオを切り出してみました。
印象的なのはROBO PROです、年初はなんと新興国株100%!!
年初の米国株暴落を避け、その後、米国株の下落が一段落ついたところで米国株・日欧株を購入しています。

対するWelth Naviは年初から米国株・日欧株をガンガン購入していますね。
思いっきり米国株の暴落の影響を受けています。

ROBO PROのパフォーマンスがよかった要因をまとめると

  • 金が高騰する前からアセットアロケーションにかなりの割合を組み入れていた。
  • 年初に米国株の購入を避けていたため、米国株の暴落を回避した。

高騰する金を購入し、米国株暴落を回避したROBO PROの勝利!!

来月以降の推移がどうなるか楽しみです。

総括

年初から米国株の不調を受けて資産を減らしているが、耐えるしかないぁという状況。
むしろ買増チャンスと前向きにいくしかない!!